紺野道昭通信

ぶれない判断軸を持つために 社是・経営理念⑤」(定期発信-Vol.227)

13.現場は“目の前の幸せ”。管理職は“世の中の役立ち”

 私が特に求めたい「理念に沿った行動」があります。

 それは、立場によって“徹底する視点”を変えることです。

 現場社員は、目の前のお客様の幸せのために「何ができるか」を徹底する。

 管理職社員は、「世の中のために、当社は何ができるか」を徹底する。

 この二つが噛み合ったとき、理念が“言葉”から“行動”に変わっていきます。

 

14.現場に必要なのは、創意工夫という“仕事の楽しみ方”

 現場の仕事は創意工夫が命です。

 日々の仕事において、「課題がまったくない」ということはありません。

 お客様に喜んでいただくための小さな工夫の積み重ねが、仕事を楽しくします。

 そもそも仕事とは、お客様がやりたくないことや、やりたくてもできないことを引き受けることでもあります。

 だからこそ、それをやり切った先に、お客様の喜びが生まれます。

 お客様が抱える“困りごと”を解決するところに私たちの価値があります。

 

15.学ぶほど現場の工夫は増える。立ち止まらないために

 そのためにも、同業他社や異業種の仕事に触れ、書籍からも学んで欲しいと思います。

 凄まじい速さで世の中が進化し変わっていきます。

 我々だけが立ち止まっているわけにはいきません。

 

16.管理職は背中で示す。

 管理職には、現場の社員に自らの背中を見せて欲しいと思っています。

 部下は上司の姿勢や態度を常に見ています。

 だからこそ、仕事への向き合い方を常に磨いて欲しいのです。

 加えて、世の中の問題や課題を見に行かねばなりません。

 顧客の課題や不満、リスクは何か。

 期待するメリットや要素は何か。

 そのために当社が出来ることは何か。

 仮に今の当社にそれがなければ、新しく創り出せばよいのです。

 

17.アイデアは遠慮なく出してほしい

 社員が「やりたい」と思う仕事を否定することはありません。

 遠慮せずにアイデアを出しましょう。

 理念は、掲げるだけでは浸透しません。

 現場の工夫と管理職の視座。

 その両輪で、理念を生きた行動にしていきましょう。